葦語 りんご文
以下は、ざすろん氏により作成された りんごを食べたい58文 のヴェッセンズラン語による翻訳のリストである。
なんか58文より多い気がするが気にしない。
私はりんごを食べる。
Iķ eet änn apbel.
説明: iķ は1人称単数の人称代名詞、eet は eatan「食べる」の1人称単数現在、änn は不定冠詞 an の男性対格形。
私はりんごを食べた。
Iķ eat änn apbel.
説明: eat は eatan の1人称単数過去。
彼はりんごを食べている。
Hee iss änn abpel eatend.
説明: iss はväzan動詞(コピュラ、英語のbe動詞に相当するもの)の3人称単数現在。eatend は eatan の現在分詞。現在分詞 + väzan で「~している」の意味を表す。
彼女はりんごを食べ終わっている。
Hew haðð änn apbel ģyeaten.
説明: haðð は hapban の3人称単数現在形。ģyeaten は eatan の過去分詞。hapban + 過去分詞で現在完了形を作り、「(すでに)~してしまった」等を意味する。
彼女はりんごを食べ終わっていた。
Hew hädd änn apbel ģyeaten.
説明: hädd は hapban の3人称単数過去形。
私の妻はりんごを食べたことがある。
Mąi vaiv haðð änn apbel ģyeaten.
説明:
私の妻はりんごを毎日食べる。
Mąi vaiv ietð jalķdäģ änn apbel.
説明: jalķdäģ「毎日」。習慣を表す文章は通常現在形である。
私と私の妻は昨日りんごを食べた。
Mąi vaiv and iķ eatað jystrędäģ änn apbel.
説明:
私と私の妻は6日前にりんごを食べた。
Mąi vaiv and iķ eatað six dagas agan änn apbel.
説明:
彼らは明日りんごを食べる。
Huy villað tumorgenn änn apbel eatan.
説明:
彼らは6日後にりんごを食べる。
Huy villað baft six dagum änn apbel eatan.
説明:
彼女らは3日間りんごを食べている。(食事としてりんごだけを食べている)
Huy sind ðrau dagas lang änlaiķ apblas eatend.
説明:
彼女らはりんごを5分間食べ続けている。(りんごを食べる所要時間に5分かかっている)
説明:
彼女らはりんごを5分で食べ終えた。(5分かかって食べ、現在は食べ終わっている)
説明:
彼は常にりんごを食べている。(四六時中ずっとりんごを食べている)
説明:
りんごが3つある。
Ðjar sind(licķað) ðrau apblas.
説明: ðjar + (väzan または licķan) + S (+ 場所を示す語句) で「Sが (~に) ある」という意味の文になる。 動詞はSの人称に合わせる。
りんご達がテーブルの上にある。
On ðan bjodd sind apblas.
説明:
誰かがあのりんごを食べてしまった。(その結果、あのりんごは今はない)
Natilķ haðð ðänn apbel ģyeaten.
説明:
誰かがこのりんごを食べそうだ。(推量)
Natilķ vill ðes apbel eatan.
説明:
誰かがこのりんご、そのりんご、あのりんごを食べたそうだ。(伝聞)
説明:
りんごがひとつもない。
Ðjar ne’sind nänn apblas naght.
説明: ヴェッセンズラン語は否定呼応を行う言語である。否定の意味を持つ語を2つ以上つけても「否定の否定」にはならず、否定の強調になる。ne’sind は否定縮約動詞 n’äzan の3人称単数現在形。他に否定冠詞 nan の複数主格形 nänn と否定の副詞 naght が付いて否定が強調されている。
私はりんごを食べない。
Iķ eet änn apbel naght.
説明:
私はりんごを食べられない。(りんごがないので状況的に食べられない)
Iķ kan änn apbel naght eatan.
説明:
私はりんごを床に落とした。
説明:
りんごが床に落ちた。
説明:
りんごは食べられない。(りんごの性質として、可食でなくなった)
説明:
私はりんごを食べたい。
説明:
私はりんごを買いたい。
説明:
このりんごは汚い。
説明:
このりんごは綺麗ではない。
説明:
あのりんごは食べられそうだ。
説明:
あのりんごはまさに食べられようとしている。
説明:
あのりんごは食べることが可能そうだ。
説明:
あれはりんごではない。
Ðat n’iss an apbel naght.
説明:
これはりんごではなくみかんだ。
説明:
あなたはみかんを食べるか?
Ietst ðaw änn orangan?
説明:
主語と動詞を入れ替えれば疑問文となる。
説明:
はい、私はみかんを食べます。
説明:
あなたはみかんを食べないのですか?
説明:
ええ、私はみかんを食べません。
説明:
あなたはみかんを食べたかった。ですよね?
説明:
いいえ、私はみかんを食べたくはありません。
説明:
あなたはりんごもみかんも食べないのですか?
説明:
いや、私はりんごを食べます。
説明:
私はみかんを食べない。だから、みかんは食べられない。(受け身の否定)
説明:
りんごは食べることができない。なぜなら、りんごは綺麗ではないから。
説明:
りんごは汚い。一方で、みかんは綺麗だ。
説明:
みかんを食べましょうよ? (勧誘)
説明:
いいえ、お断りします。
説明:
あそこでみかんを食べろ。りんごは食べるな。
説明:
りんごを頂いても宜しいですか? みかんは差し上げます。
説明:
私は「りんごは食べるな、みかんを食べろ」と言った。
»Eat nänn apbel naght, agh änn orangan,« quað iķ.
説明: 引用文自体を第一要素と捉え、V2語順なので動詞 quað (quäðan「~と言う」の過去一人称単数形) が次に来る。
あなたはりんごを食べろと言うのですか?
説明:
貴様はりんごを食べたいと言った。
説明:
私はりんごを食べたいと言った覚えがない。
説明:
あなたは確か「私はりんごを食べたい」と言ったはずだ。
説明:
私はもしかしたらそう言ったかもしれない。
説明:
あなたは絶対に私に対して「りんごを食べたい」と言った。
説明:
彼は私にりんごを食べさせる。
説明:
彼は私にりんごを食べるように命じた。
説明:
彼が私にりんごを食べさせてくれた。
説明:
みかんは私に食べられていない。
説明:
りんごは彼によって私に食べさせられた。
説明:
ここには何もない。
Nänn ne’sind naght.
説明: